大会概要

公益財団法人 日本卓球協会会長 大林剛郎
 早いもので、未曾有の東日本大震災から二年十ヶ月が経ちました。被災地はまだまだ厳しい状況にあります。被災された皆様には心からお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 さて、「天皇杯・皇后杯 平成25年度全日本卓球選手権大会」(一般・ジュニアの部)が、ここ東京体育館において、全国各地の厳しい予選を勝抜いた精鋭千余名を一堂に会し、本日から6日間にわたり、かくも盛大に開催出来ますことは、主催する私共にとりまして誠に喜ばしい限りであります。
 本年は2009年に続いての世界選手権日本開催の年であります。昨年5月に行われた世界選手権パリ大会では、男子ダブルスで銅メダルを獲得しましたが、今回はこの大会で活躍した選ばれし選手諸君が、それ以上の好結果を残すことに期待し、皆様の応援を是非お願いしたいものであります。
 本大会は、言うまでもなくトップクラスの選手を網羅した文字通り個人日本一を決定する国内最高峰の大会でありますので、参加選手の皆さんは、スポーツマンシップに則ったフェアプレー、日頃鍛えた心・技・体・知を十二分に発揮して下さい。そして、各選手自身が納得できる試合をすることはもとより、被災された皆さんへのエールを送る意味で、また観戦された方々が、最高レベルにまで鍛えられた妙技、ファインプレーに“卓球の醍醐味”を味わうことができるような試合を期待しております。
 終わりに、多大なるご協賛を賜りましたシチズン時計株式会社、全国農業協同組合連合会、サッポロビール株式会社、日清オイリオグループ株式会社、またご後援頂きました東京都並びに公益財団法人東京都体育協会、一般財団法人上月財団をはじめ、本大会を主管される東京都卓球連盟ほか、ご協力・ご支援頂きました多くの関係各位に深甚なる謝意を表し、大会が成功裡に終了することを祈念し、ご挨拶と致します。

以上

歓迎のことば

 天皇杯皇后杯 平成25年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)が1月14日(火)~19日(日)まで東京体育館で開催される運びとなりました。全国の厳しい予選を勝ち抜き参加された皆様方を心から歓迎申し上げます。
 2012年ロンドンオリンピックでの銀メダル獲得を含め、近年の日本選手の技術向上と活躍は目覚ましいものがあります。トップ選手はもちろんのこと、若手選手たちも海外の選手たちと互角以上の戦いをし、技術的にも精神的にも大きく成長していることは、皆様方もご承知のとおりでございます。国内でも先般、長崎で行われました全日本卓球選手権大会(団体の部)では、中学生チームが日本リーグ実業団強豪チームを破る快挙を成し遂げ、卓球界の将来に明るい希望と夢を与えてくれました。これもひとえに指導者の方々の献身的なご指導の賜物と心から敬意を表したいと思います。
 さて、ここ東京体育館は、本年4月28日(月)~5月5日(月)まで開催される世界卓球選手権大会(日本では7度目、東京では3度目)の会場でもあります。本大会はリハーサル大会として位置づけられているとともに、世界卓球選手権大会の代表選手最終選考会でもあります。2020年の東京オリンピック開催も決まり、7年後を目指すこれら成長著しい若手選手とベテランたちが随所にハイレベルの激戦が展開されるものと期待しています。平成25年度の総決算となる大会です。天皇杯、皇后杯を目指すと同時に世界代表の座を射止めるべく、長年の練習の成果を十分に発揮してのご健闘を心から祈念申し上げます。
 大会開催にあたり、ご支援ご協力いただきました関係各位に感謝を申し上げ、歓迎のことばといたします。
東京都卓球連盟会長 道上 進

大会概要

名称
天皇杯・皇后杯 平成25年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)
期日
平成26年1月14日(火)〜1月19日(日)6日間
会場
東京体育館
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1 TEL:03-5474-2111
アクセス方法(東京体育館公式サイト)
主催
公益財団法人日本卓球協会
主管
東京都卓球連盟
後援
東京都、公益財団法人東京都体育協会、一般財団法人上月財団
協賛
シチズン時計株式会社、全国農業協同組合連合会、
サッポロビール株式会社、日新オイリオグループ株式会社
協力
神戸ウォーター株式会社、日本卓球公認工業会
競技種目
①男子シングルス ②女子シングルス ③男子ダブルス ④女子ダブルス
⑤混合ダブルス ⑥ジュニア男子
試合方法
各種目ともトーナメント方式による。男・女シングルスの第1ステージは11本5ゲームマッチ、第2ステージは11本7ゲームマッチ、他の種目はすべて11本5ゲームマッチで行う

大会要項・規定

大会要項・規定について(PDF)

大会参加各位へ(PDF)