大会概要

公益財団法人 日本卓球協会会長 藤重貞慶
 未曾有の東日本大震災から三年十ヶ月が経とうとしておりますが、今以て被災地はまだまだ厳しい状況にあります。また、昨今の異常気象による日本全国を襲っている各種災害による被害も甚大なものがあり、被災された皆様には心からお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 さて、「天皇杯・皇后杯 平成26年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)」が、ここ東京体育館において、全国各地の厳しい予選を勝抜いた精鋭千余名を一堂に会し、7日間にわたり、盛大に開催出来ますことは、主催する私共にとりまして誠に喜ばしい限りであります。
 さて、昨年行われましたJA全農世界卓球2014東京大会では、男子が銅メダル、女子が銀メダルを獲得したことは、皆様の記憶に刻まれている事と思います。今回はこの大会で活躍し選ばれし選手諸君が、4月に開催されます世界選手権におきまして、好結果を残すことに期待し、皆様の応援を是非お願いしたいものであります。
 本大会は、言うまでもなくトップクラスの選手を網羅した文字通り個人日本一を決定する国内最高峰の大会でありますので、参加選手の皆さんは、スポーツマンシップに則ったフェアプレー、日頃鍛えた心・技・体・知を十二分に発揮して下さい。そして、各選手自身が納得できる試合をすることはもとより、被災された皆さんへのエールを送る意味で、また観戦された方々が、最高レベルにまで鍛えられた妙技、ファインプレーに“卓球の醍醐味”を味わうことができるような試合を期待しております。
 終わりに、ご協賛を賜りましたシチズン時計株式会社、全国農業協同組合連合会、スターツコーポレーション株式会社、日清オイリオグループ株式会社、日本生命保険相互会社、サッポロビール株式会社、またスポーツ振興助成を頂きました一般財団法人上月財団をはじめ、本大会を主管される東京都卓球連盟ほか、ご協力・ご支援頂きました多くの関係各位に深甚なる謝意を表し、大会が成功裡に終了することを祈念し、ご挨拶と致します。

以上

歓迎のことば

 日本卓球界最高権威の大会である「天皇杯皇后杯 平成26年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)」が1月12日(月)~18日(日)まで東京体育館で開催される運びとなりました。例年より1日長い開催です。これは、選手諸君に最高の戦いの場を提供するとともに、卓球ファンの方々に卓球の素晴らしさを楽しんでいただく環境をつくるためでもあります。全国の厳しい予選を勝ち抜き参加された皆様方を心から歓迎申し上げます。
 ご存じの通り、近年の日本選手の技術向上と活躍は見事なものです。本年4月末から5月初めにかけて開催されたJA全農世界卓球2014東京大会では、選手達の大活躍で男子が銅メダル、女子が銀メダルを獲得し、私たちを感動させてくれたことは記憶に新しいところであります。その後のアジア大会では、女子が久しぶりに中国の世界トップ選手を破る快挙を成し遂げ、そしてまた、ITTF主催の世界各地での大会でも、日本選手は素晴らしい活躍と成績をおさめています。打倒中国を目指す選手各位の努力はもちろんのこと、指導者の方々の献身的なご指導の成果と心から敬意を表したいと思います。
 平成26年度の総決算であります全日本卓球選手権大会では、成長著しい大学生を含む若手選手とベテランたちとがハイレベルな激戦を展開してくれるものと期待しています。天皇杯、皇后杯を手にするのは誰なのか、本当に楽しみです。選手の皆様には、長年の練習の成果を十分に発揮し、初期の目的を達成されますよう心から祈念申し上げます。
 大会開催にあたり、ご支援ご協力いただきました関係各位に感謝を申し上げ、歓迎のことばといたします。
東京都卓球連盟会長 道上 進

大会概要

名称
天皇杯・皇后杯 平成26年度全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)
期日
平成27年1月12日(月・祝)~18日(日)7日間
会場
東京体育館
(JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅、もしくは都営大江戸線「国立競技場駅」下車徒歩1分)
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1
TEL:(03)5474-2111
主催
公益財団法人日本卓球協会
主管
東京都卓球連盟
協賛
シチズン時計株式会社、全国農業協同組合連合会、スターツコーポレーション株式会社、
日清オイリオグループ株式会社、日本生命保険相互会社、サッポロビール株式会社
スポーツ振興助成
一般財団法人上月財団
協力
神戸ウォーター株式会社、日本卓球公認工業会
競技種目
①男子シングルス ②女子シングルス ③男子ダブルス ④女子ダブルス ⑤混合ダブルス⑥ジュニア男子シングルス ⑦ジュニア女子シングルス
試合方法
各種目ともトーナメント方式による。男・女シングルスの1-3回戦は11本5ゲームマッチ、4回戦-決勝までは11本7ゲームマッチ、他の種目はすべて11本5ゲームマッチで行なう。
競技日程
■1月12日(月)
混合ダブルス1回戦
ジュニア男女シングルス1回戦

■1月13日(火)
男女ダブルス1-2回戦
混合ダブルス2-3回戦
ジュニア男女シングルス2-3回戦

■1月14日(水)
男女シングルス1-2回戦
混合ダブルス4回戦-準々決勝
ジュニア男女シングルス4回戦-準々決勝

■1月15日(木)
男女シングルス3-4回戦
男女ダブルス3-4回戦
混合ダブルス準決勝-決勝
ジュニア男女シングルス準決勝-決勝

■1月16日(金)
男女シングルス5-6回戦
男女ダブルス5-6回戦

■1月17日(土)
男女シングルス準々決勝
男女ダブルス準決勝-決勝

■1月18日(日)
男女シングルス準決勝-決勝
参加人員
約1,200名
テレビ放映
NHK

大会要項・規定

大会要項・規定について(PDF)



大会役員・競技役員名簿

大会役員・競技役員名簿(PDF)